月がほぼ丸い

日々遊んでいるゲームについてのチラシの裏っぽい何か

ゲームを目的としたPCのあれこれ:CPUとグラボ編

○最初に

自分でPCを組んだ経験が豊富でジャンク好きではない限り中古品には手を出さない方がいいです。

中古品は店舗により若干の保証期間がある場合が殆どですが基本オススメできません。

店舗での買い取りチェック時に不具合が出なかっただけで、保証期間が切れた数週間後に不具合に遭遇したなどの話もよく聞きます。

グラフィックボード(グラボ、GPU)の中古品を例に挙げると、少なくともマイニング落ちは避けること、自分で各種動作チェックができること、解体して清掃しサーマルパッドの交換やグリスの塗り直しができること、が最低条件だと思います。
マイニング落ちのグラボは酷使された後の物なので、VRAMが熱で変色し寿命が短い場合なんかもあります。

○何をするためのPCが欲しいのか

軽い事務作業とYoutubeを見れれば十分、加えて動画編集もやりたい、快適にゲームを遊びたい、など目的があると思います。
事務作業やYoutubeのみであればグラフィックボードは必要ないでしょう。
CPUの内蔵GPU機能を使えば十分なことが多いはずです。

動画編集をするなら昨今の編集ソフトはGPUを使いエンコードをすることが多いのである程度のグラフィックボードがあるといいでしょう。

ゲームを目的としている場合はモニターにより大きく変わります。
どの解像度で遊びたいのかをハッキリさせないといけません。
それに加えてどの程度のFPSを出したいのかも重要になります。
60FPSでいいのか、165FPS程度出したいのか、それとも200FPS以上を狙いたいのか。

もちろんゲームにもよりますが、
フルHD(1920×1080)、WQHD(2560×1440)、4K(3840×2160)
それぞれ要求されるスペックが大きく違います。

最近ボトルネックという用語をちらほら目にしますが、CPUとGPUのグレードをバランスよく揃えておけば特に考えなくても大丈夫です。
最低グレードのCPUと最高グレードのGPUを組み合わせたりすると性能を出しきれないことが起こるでしょうが、そんなアンバランスなPCは狙って組まない限り手にするようなことはないハズです。

○ゲームを遊ぶ目的のPCでのCPUとGPU(グラフィックボード)

ゲームのタイトルによりますが大体これぐらいの目安で大丈夫だと思います。
CPUのコア数は6以上(i5やRyzen5)あれば大丈夫です。
以下のものはどれも「そこそこ快適に遊ぶため」の組み合わせです。

フルHDで60FPSでいいならとてもリーズナブルに落ち着きます。
CPU:intel i5 13400 or 14400、AMD Ryzen7 5700X or Ryzen5 7600
GPU:RTX 4060 、Radeon RX 7600

フルHDで120FPS以上を狙いたいならもう少しだけスペックを上げるといいでしょう。CPU:intel i5 13400(14400)~13600K(14600K)、AMD Ryzen7 5700X or Ryzen5 7600
GPU:RTX4060Ti 、Radeon RX 7600XT
RTX4060Tiはメモリバス幅が狭い(288GB/s)ためフルHDでは十分ですが、それ以上だとスコアが目に見えて落ちるのでフルHD用グラボとして考えた方がいいと思います。

WQHDで遊びたい場合
CPU:intel i5 13600K(14600K)~13700(14700) 、AMD Ryzen7 7700
GPU:RTX4070~4070Super、Radeon RX 7700XT

4Kで遊びたい場合
CPU:intel i7 13700(14700)~、AMD Ryzen7 7700~
GPU:RTX4070Ti~、Radeon RX 7800XT~
あくまで目安ですが4Kは描画負荷がかなり重いためタイトルによっては更に上のRTX 4070TiSuper以上を考慮してもいいでしょう。

ある程度の組み合わせを提示しましたが、WQHD向けのスペックであっても4Kで画質設定を最高にしなければそこそこ遊べるタイトルは多いと思います。

intelのCPUは13世代なら13600K以上、14世代なら14600K以上から大きく性能が上がります。(キャッシュメモリの増加など)
それ以下のグレードでは中身は12世代と同じものを使っており名前だけが13世代や14世代です。
中身が12世代でも十分な性能なので問題が起きる場面はないと思いますが、知らずに買って後で騙された気になるというintelの罠に気をつけましょう。
ちなみにですが、13世代と14世代の性能の差はi7を除き3%程度なのでもし安く手に入るのであれば13世代で十分です。

◎のマーク付きが性能の高い13世代及び14世代です
◎i7 14700K
◎i7 13700K
◎i7 14700
◎i7 13700
◎i5 14600K
◎i5 13600K
-----越えられない壁-----
i5 14500
i5 13500
i5 14400
i3 13400
i3 14100
i3 13100

予算があるなら13600K以上のものを選んでおくといいでしょう。
Kが付いているCPUはオーバークロックが可能なCPUで性能が高くなっています。
特にi7のK付きなんかは発熱も大変なことになっているので気をつけましょう。
ゲーム用なら個人的にイチオシのCPUは13600Kか14600Kです。
セールのタイミングなんかで最新から1つ前の13世代の13600Kを狙ってみるといいかもしれません。
これぐらいのCPUだとRTX4070Super辺りのグラボなら問題なく性能を引き出してくれると思います。

去年の年末のものですが参考になりそうな解説動画があったので貼っておきます。

ちなみに私は13500を使っています。
コスパ最高です。
ついでにアスカも光ってます。

 

Intel第13世代のK無しモデルについて思うこと

2023年1月4日にIntel第13世代のK無しモデルが発売されました。
正直なところ今回はIntelの悪いところが出たと思っています。

対抗馬となるAMDのRyzen7000シリーズとは価格の面でも性能面でも第12世代で十分対抗できるものになっていました。
むしろ少し上をいっていると言っても過言ではないと思います。

なんとなく悪い予感はしていました。
こういう時、Intelは手を抜くのです。

そして蓋を開けてみればi5 13600以下は12世代のAlder Lakeコアの焼きまわしです。
正真正銘13世代のRaptor Lakeと呼べるものはi5 13600K以上のもののみです。
i7 13700も正直値段に見合っていると思えませんでした。

Intelは第10世代、第11世代の時にAMDにシェアを奪われ痛い思いをしたはずです。
そして威信をかけて発売した第12世代でなんとか盛り返しました。
ここで更に13世代で手を抜かずに伸ばさないといけなかったのです。
特に手を出しやすいi5こそしっかりしなければ。

これでAMDにチャンスが生まれました。
Ryzen7000シリーズはAM5のマザーボードとDDR5のメモリを買い揃えないといけません。
DDR5メモリの値段は落ちてきましたが、未だにAM5マザーボードの高さがネックになっています。
Ryzen7000シリーズのX無しモデルを出すタイミングでAM5マザーボードの価格をなんとか下げることさえできればシェアを伸ばすことができるでしょう。

AMDは性能もさることながら、まずはコスパで勝たないといけません。
Zen2のRyzen3000シリーズのコスパ…とまではこのご時世難しいかもしれませんが、あのコスパがあってこそのZen2の隆盛があったと思います。

Intelが殿様商売をしている今こそAMDには頑張ってもらいたいです。
強い競争相手がいなければどんどん値段が釣り上がってしまいます。
円安の影響があるとはいえ、あまりにも酷いと感じています。

AMDの今後の動きに期待したいと思います。

自作PCに関するあれこれ:電源編

パソコンの縁の下の力持ちこと電源ユニット。
実のところ一番気をつけた方がいいパーツかもしれないと思ってます。

 

理由は簡単で、壊れた時に他のパーツを巻き込む可能性があるからです。
電源が壊れた時に過電流が発生したのか、メモリやグラボなんかも同時に昇天したというものを見たことがあります。
電源をケチったために高価なグラボが…というのは痛すぎます。

自分の使う用途に合わせた電源を選びましょう。
高いグラボを積む気があるならそれなりの電源にする方が無難です。

あとは安定性の問題もありますね。
安い電源だとグラボ用の12Vがちゃんと供給されていないこともあります。

以前あまり高くない電源を使い始めて4年目ほど経った時、老朽化のためかグラボ用の12Vが10.5V前後しか供給されていなかった時がありました。(後で調べて気付きました)
動画を見る程度では特に問題は発生しなかったのですが、ゲームをしていると妙に落ちるんです。
おそらく大きく負荷がかかる場面で耐えきれなかったのだと思います。

 

これは今使ってるADATAのXPG COREREACTORをOCCTでモニターしたものです。
ちゃんと12V供給さているのが分かります。



BTOのPCでよく使われていた恵安の謎の動物電源なんかは個人的にはめっちゃ怖いですね。
安いからという理由で粗悪な電源を積んでいたBTOメーカーの罪は重い…。
BTOのPCを買ってゲームをするつもりなら、どのメーカーの電源を積んでいるのかちゃんと書いているものを選んだ方がいいと思います。
公開後先に立たず、石橋を叩いて渡りましょう。

雑記

お笑い担当のどりさんがi5-12400&RTX3060tiでPCを組むというので簡単にPCパーツまとめ。

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以下の構成だとOS、PCケース、マウス、キーボードを含まず大体16~17万円ぐらい
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CPU

Fが付いてるものは内蔵グラフィックが付いてないもので若干安くなっています。

ゲーム用ならグラボを必ず挿すことになるので必要ない場合が多いです。

ただグラボが不調になった時などに確認に用いたりする場合には便利です。

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intel12世代用のマザーボード

LGA1700のB660でBluetooth付きが条件

intel12世代を載せれるLGA1700のマザーボードのグレードは「Z690>H670>B660>H610」となっています。

CPUをオーバークロックなどして限界に挑戦するつもりがないならB660で十分です。
WiFiBluetooth付きじゃなければより選択肢も多く、お値段もよりお手頃になってきます。


値段と見比べていいと思ったもの

WiFiBluetoothも付いてて、メモリはDDR4対応。
DDR5のメモリはちょっとだけお高い&今のところそこまでDDR4とそんなに変わりがないので無理にDDR5対応を買う必要はないと思います。
サウンドチップもALC1220Pなので及第点。
PCケースの前部にUSB Type Cが付けれて文句なしでオススメ。
現時点(2022/08/18)でAmazonが最安なので入手性が良いのも選考基準。
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次点

上の物と比べてメモリはDDR4対応で大体は同じですがVRM(電圧を管理するもの)周りが少し弱い感じです。

ですがそれはi5を使用する程度なら問題にはなりません。
サウンドチップがALC897の最低ランクで、これより約1万円安い価格帯と同じものを使っており残念感が拭えません。

メーカーにこだわりがないなら上の方がいいと思います。

DDR4でBIOSの設定なしで使えるメモリは以下からお好みのものをどうぞ。

どれも大きな差はありません。

今はDDR4のメモリはDDR4-25600の3200という数字のものがおおよそ標準でよく使われています。

以下が挿すだけで3200の速さが出るメモリです。

速いメモリで更に高速で動かしてやりたいという場合はこちらです。

光るよ!

BIOSXMPの設定が必要なタイプですが、解説している動画やサイトも多いのですぐに分かると思います。

XMPというのは簡単に説明すると、通常1.2V(電圧)で2666の速さのものを、ちょっと多く1.35Vにすれば3600の速さで使えるよ、というものです。

オーバークロックメモリというものです。
BIOSXMPの設定をしなければ2666の速さで動くことになるので、当然何も設定せずに3200で動くものよりも遅くなります。

お高いもので4000とかで動くものもありますが、3600ぐらいで十分だと思います。

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メモリがDDR5対応でもいいなら

お値段は同じぐらいで完全上位互換です。
i7どころかi9のCPUを載せても大丈夫です。
マザーボード自体の値段は特に変わりませんが色々と贅沢仕様、サウンドチップもALC4080というよくわからん高級品。

ただしメモリがDDR5対応なのでメモリの値段がDDR4に比べて少し高くなります。

 

DDR5メモリの2枚組16GBでお手頃なものはこの2つぐらい。

DDR5は16GB×2枚の32GB運用が多いようで1枚8GB×2枚のものは少ないようです。

DDR5はGear2(メモリを使う際の仕組み)で動かすことになるので今のところDDR4の方が高速になる場合があります。

DDR4はGear1 で使えるので本来のスピードが出ます。

DDR4とDDR5の差をFF14ベンチでも比較してるので参考にどうぞ。

DDR5は私も使ったことがないので正直よくわかりません。

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ATX電源750W:Gold

時期的にSeasonicのOEM以外から選択

お好みのものをどうぞ

 

保証期間10年

奥行き普通&お値段お手頃、CWTのOEMなので心配ありません

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保証期間10年

奥行き20mmほどコンパクトな電源、小さなPCケースで作りたいならこちら

これもCWTのOEM、なお私はこれを使っているもよう。

XPGの80PLUS Gold電源「XPG Core Reactor」は製品選びのポイントを好条件で満たす1台 (1/2)

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保証期間10年

CWTのOEMでとても良い電源なのですが、ケーブルがクソ硬くてスペースに余裕のある大きなケースじゃないと組みにくいです。

2021モデルは2018年モデルとファンが違って若干煩くなったようです。

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保証期間7年

FSPは台湾の技術屋、昔から電源を作っているメーカー

グラボに出力する12Vも安定していて良い電源です

FSP「Hydro GSM Lite PRO」検証:安心して選べるコスパ推し電源の新定番シリーズ - エルミタージュ秋葉原

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保証期間7年

ANTECのNE650~850GMはHELLYというメーカーのOEM、評判は割りと良好

ショップ店頭でもそれなりに売れていました

Antec「NE GOLD M」検証:フルモジュラーに生まれ変わったメガヒットGOLD電源の後継作 - エルミタージュ秋葉原

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コレですが調べたところ保証期間3年でした。

電源において保証期間の長さはある意味メーカーの自信なので、同じぐらいの値段ならあえて3年を選ぶことはないと思います。

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CPUクーラー

i5ならこれで十分よく冷えます。
標準でついてくるリテールのCPUクーラーだと心配ならコレで。

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CPUクーラーに使うグリス

1回のみなら1gで大丈夫、いつか塗り直したいなら2gで。

どれもお値段1000円前後です。

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グラフィックボード

3060tiのお好きなものをどうぞ
ある程度の値段の差はありますが、外排気型を選ばなければ大丈夫です。

3060tiならファンが2つのもので十分です。

メーカーによって保証期間の長さが違います。

保証期間1年

ASUSMSIZOTACPalit、GAINWARD

保証期間2年
ELSA

保証期間3年
玄人志向のGALAKURO GAMING

(GALAKUROのみのものは1年)

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SSD

必要に応じて容量を選びましょう。

PCI4.0の高速なSSDです。

とりあえずド安定のWESTERN DIGITALの1TBが1枚あれば当面は大丈夫だと思います。

SSDを挿すM.2のスロットは2つあるので、後々必要になればもう1枚挿せばいいと思います。

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PCケース

お気に入りのATXサイズのマザーボードが入るものをどうぞ。

注意事項として、今回選んだCPUクーラーのAK400は高さが155mmなのでそれが入る大きさものを選びましょう。

高さ160mmぐらいが普通のサイズなので大体は大丈夫だと思います。

メンテナンスのことを考えるなら大きすぎず重すぎないものが吉。

物によってはケースにファンが付いていないものもあるので注意。

その場合は自分で120~140mmファンを買い足す必要があります。

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マウス&キーボード
お店で一度展示品を触ってみるといいと思います。

特にキーボードは打鍵感や音で好みが分かれるのでお気に入りのものを選んでください。

備忘録 dwm.exeが再起動する現象

D2×女神転生とは関係ない話ですが誰かの目に留まるかもしれないので書き残しておこうと思います。

 

ここ最近dwm.exeにエラーが発生し画面が一瞬暗転して再起動するという現象が多発しました。

 

システム環境

Windoww10
CPU:Ryzen5 3600
メモリ:DDR4-3200 16GB×2
マザー:ASUS B550 TUF GAMING-PLUS
グラボ:Radeon RX580 


なんてことはない普通にゲームができる程度のPCです。

結論として、GameBarFTServer.exeが原因でした。

新しく買ったUSB type-c接続のXBOX XSコントローラーを使うようになってからこの現象が起こったので色々と調べた結果行き当たりました。

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今まではPS4コントローラーを使っていたのですが、USBへの給電設定をいくら変更してもバッテリーの劣化からか頻繁にUSBの認識が切れるようになり買い替えたものです。

グラボのドライバの変更、OSの再インストール、レジストリの書き換え、色々と試してもだめでした。

最後の最後に最近新しく環境の変化があったといえば…XBOXのXSコントローラーか?ということでUSBを抜いて数日間検証。

全くdwm.exeのエラーが起こらなくなりました。

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この際に設定からXbox Game Barもオフにしています。 

 

新しく追加されたシェアボタンなどがゲームバー関連でなにか悪さをしていたのでしょうか?


次にUSBで接続していたSound Blaster X-Fi Go!Proも外してマザーのオンボードサウンドを使うように変更しました。

これも関係していたように思います。

とにかく原因の究明まではいきませんでしたが、原因の特定まではできました。

 

もし同じく困っているような人がいればと思い書き残しておきます。

追記
Bluestacksを起動したらなぜかGameBarFTServer.exeも起動してしまいました。
何か関係があるのかもしれません。

2周年無料召喚・続き

2周年ガチャ続き

 

無料200連のうち100連消化

防魔ファフニール

加護セト

荒神ヨシツネ

荒神スルト

加護ケツアルカトル←new

 

2周年チケット

荒神バアル

荒神じゃあくフロスト

 

ちょっと尻下がりな感じです。

New Year特別ログインボーナスの最後にもらえる「2周年召喚セレクター」で交換する悪魔はまだ決めていません。

ずーっと狙っているアリスがまだなのでそれでもいいかなぁ。

多分実用性で考えるなら他の選択肢もあると思いますが、やっぱりロマンを追い求めたい…!

 

2周年無料召喚・途中経過

生きてます。

 

2周年無料召喚で今日までに出た☆5

防魔ファフニール

加護セト

荒神ヨシツネ

荒神スルト

 

今のところ調子いいです!

 

あと、異世界スサノオ引けてしましました。

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使い方をちょっと考えてみようと思います。