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Intel第13世代のK無しモデルについて思うこと

2023年1月4日にIntel第13世代のK無しモデルが発売されました。
正直なところ今回はIntelの悪いところが出たと思っています。

対抗馬となるAMDのRyzen7000シリーズとは価格の面でも性能面でも第12世代で十分対抗できるものになっていました。
むしろ少し上をいっていると言っても過言ではないと思います。

なんとなく悪い予感はしていました。
こういう時、Intelは手を抜くのです。

そして蓋を開けてみればi5 13600以下は12世代のAlder Lakeコアの焼きまわしです。
正真正銘13世代のRaptor Lakeと呼べるものはi5 13600K以上のもののみです。
i7 13700も正直値段に見合っていると思えませんでした。

Intelは第10世代、第11世代の時にAMDにシェアを奪われ痛い思いをしたはずです。
そして威信をかけて発売した第12世代でなんとか盛り返しました。
ここで更に13世代で手を抜かずに伸ばさないといけなかったのです。
特に手を出しやすいi5こそしっかりしなければ。

これでAMDにチャンスが生まれました。
Ryzen7000シリーズはAM5のマザーボードとDDR5のメモリを買い揃えないといけません。
DDR5メモリの値段は落ちてきましたが、未だにAM5マザーボードの高さがネックになっています。
Ryzen7000シリーズのX無しモデルを出すタイミングでAM5マザーボードの価格をなんとか下げることさえできればシェアを伸ばすことができるでしょう。

AMDは性能もさることながら、まずはコスパで勝たないといけません。
Zen2のRyzen3000シリーズのコスパ…とまではこのご時世難しいかもしれませんが、あのコスパがあってこそのZen2の隆盛があったと思います。

Intelが殿様商売をしている今こそAMDには頑張ってもらいたいです。
強い競争相手がいなければどんどん値段が釣り上がってしまいます。
円安の影響があるとはいえ、あまりにも酷いと感じています。

AMDの今後の動きに期待したいと思います。